
9月の雇用統計予想18万人に対して15万人と低調な結果。
ドル円はこの結果を受けて下落するものの下値の攻めは一時的で反対に上昇。
今回の結果に対するアクションですが、先日のジャクソンホールのイエレン議長の講演とフィッシャー副議長の発言から今後アメリカが複数回利上げをする事を示唆していたため、その確認といった意味合いでした。
蓋を開けてみれば15万人程度とかなりリアクションに困る数字でしたが、少なくとも1度の利上げは年内のどこかでできるだろうレベルではあったのでこのようなアクションになったと推察されます。
個人的なトレードとしても102.8付近で下げ渋るようならドル円ロングを積み増す予定でいましたので結果的にはうまいポジショニングができたことになります。
ただ、この数字ですと複数回の利上げという意味では少し後退でしょうか。
FRB的には事故がない限り速やかかに利上げしたい雰囲気を感じますし、完全雇用に近いという趣旨の発言も出ていますからそいう意味では15万というのは合格ラインではあるわけで、今後もこのレベルを維持できるようであればドル高の流れは継続できるのかなという気はします。
テクニカル的には3ヶ月にわたる99円台への攻めのショートカバーの段階で上値を探りに行く展開でしょうか?
輸出の売りもありますから105円を抜けられれば心理的な節目の110円が見えてきて、115円は目に見えてレジスタンスになっているのでかなり重たそうだなという印象。
なんにせよ、戻り売りから押し目買いの相場に変化したように見えますね。
テーマ : FX(外国為替証拠金取引)
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